もちろん海外移住とて良いことばかりではないので、何点か思い当たる項目をあげてみました。
1.フリーダイアルが使えない

これは結構面倒です。日本居住時にはフリーダイアルがあるのは便利でしたが(とはいえ固定電話がなかったので、実質あまり意味がなかったですが)あっても高額な料金の0570から始まるナビダイアルしかない場合が多いので、対策としては、

日本居住者の家族や知人に頼んで、

固定電話番号を聞き出してもらう

カスタマーサポートにつなぎこちらに繋がる番号にかけてもらう

こちらの要件をそのまま伝えて解決してもらう

というのがとりあえず出来ることにはなるのですが、どちらにしても手間がかかります。

 

2.交通事故や事件に巻き込まれた時の保証がない

日本は世界でも安全な国のひとつにあげられるとは思いますが、海外ではその感覚は通用しないです。

特に、道路を横断するときは交通事故に注意が必要です。万が一遭ってしまった場合、想像もしたくはないですがおそらく日本のようにはならないと思います。タイの事故件数は日本の件数に対して7倍だそうです、ということは単純に計算しても事故に遭う確率は7倍程になるので、当然ですが自分の身は自分で守るしかないです。

 

3.国の情勢に左右される

国の情勢とは一個人からするとどうにもすることができない、いわば天気のようなものなので、こちらとしては流れに身を任せるしかないのですが、移住者にとって問題なのはやはり突然のビザルールなどの変更だと思います。実際にルール変更でタイにいられなくなった人や、日本から出張で何度もタイを訪れている人が入国を拒否されたり、今まで発給されていたビザが発行されなくなったりなどの問題があり、常に情報については知っておく必要があります。

 

4.為替の影響を受ける

円ベースでの収入が主な場合には、円高の場合は良いのですが、現在のように一転して円安になると、想像していた生活コストよりも実際には高くついてしまうことがあります。

年金受給者の方ように毎月定額の場合にはこれは大きな違いになると思います。