本を購入しても読む時間がないと言う人は多いかと思います。

Amazonでは最近『Audible(オーディブル)』と言うサービスを始めましたが、まだまだタイトルが少ないですし、読みたい本がないこともあります。

O7ZiXaE0_400x400

または書籍も買ってさらに音声も購入するとなると、費用もそれなりにかかってきます。また私は海外に住んでいるので海外で日本の書籍を購入すると、日本の販売価格の1.3倍から1.5倍くらいはしますし、本という『物』が増えるのでどこかに持って行くにも大変ですし、引越しの際も重たいので最悪は捨てることになります。なので日本の本を読むには電子書籍がとにかく便利です。

その点、Kindleなどはまず価格が通常の本に比べて安く、荷物が増えない、
オンラインであれば複数の端末で同期ができて、Kindeで読んでいたものがその後、iPhoneで続きが読めるといった感じで、
要するにKindleで100ページまで読んでいたとしいると、自動で次にiPhoneで101ページからスタート出来るといった具合です。
また文字のサイズも自由に変更できると至れりつくせりなのです。

ですが、やはり移動が多いので『読む』よりも『聞き』たいと思い、何か方法がないか探してみたところ、
iPhoneの音声読み上げ機能というものを見つけました。

これは『VoiceOver』という機能で設定することでKindleの本をオーディオブックの様に聞けるようになります。
VoiceOverはショートカット設定をすることで非常に使いやすくなるので以下の手順で設定してみてください。

方法は『設定』→『一般』→『アクセシビリティ』→『ショートカット』→『VoiceOver』にチェックで設定が完了です。

するとホームボタンのトリプルクリック(3回連続クリック)でVoiceOverがOnになります。通常時iPhoneでVoiceoverがOnになった状態ですと操作が非常に面倒になりますので、Kindleのページを開いた状態でVoiceOver Onにして、二本指でスワイプすると読み上げスタートします。
多少感じの読みなど変な部分や聞きとりにくい部分がありますが、
かなりの精度できちんと読み上げてくれるので、移動中の読書にはかなり使えます。ただし歩きなどの移動中だとどうしても画面の縦横が動いてしまい、読み上げが途中で止まってしまうことがあるのでその場合には画面ロックをして、縦横が動かないように設定すると良いです。

その場合も設定から行うと手間がかかるので、iPhoneの画面、下から上にスワイプしてコントロールセンターを呼び出して、右上の『画面ロック』をクリックすると縦横が固定されるのでこれで移動中も問題なくなります。今まで難解で読むのが億劫だった本も聞くことで理解できたり、繰り返し聴くことも可能なので理解度が増します。また読んだことのある本も聞くということでまた違った角度から理解できたりもするのでぜひトライしてみてください。読み上げの速度も速く出来るので聞くことに慣れてきたときには読み上げ速度を早くすると良いです。