先日の仕事をお願いするからの続きになります。

外注さんの雇い方について、もっとも重要だと思うのはずばり『フィーリング』です。

もちろん案件については

①自分が知っている仕事

②自分は知らないけどお願いしたい仕事

と大まかに分けて二つがありますが、いずれの仕事にしてもこのフィーリングは大切です。

というのも採用前にはメールでのやりとり後にSkypeで面談するのがいつもの流れなのですが、以前に仕事が立て込んでいて、どうしてもすぐに人が必要だったため、Skypeでフィーリングは合わないけど、やってもらいたい仕事の経験者ということもあり、ある意味スペック重視で採用したケースがありました。

その仕事は単発ではなかったので、継続してやってもらっていたのですが、毎月Skypeでミーティングをしていても、何か引っかかる部分が感じられるのです。ただすでに仕事を教えて回してもらっていたこともあって、新しい人を入れて教育するのも手間がかかると思ったので、そのまま続けてやってもらっていたのですが、あるときにトラブルが発生しました。

外注さんには基本的にマニュアルなどを渡して、それを元に業務を行って頂き、それでもイレギュラーな作業が発生した時には、こちらに質問してもらい判断を仰ぐという体制にしていましたが、その時はお客さんとの顧客対応で外注さんの勝手な判断でクレームをもらってしまったのです。内容はありもしない在庫をあるといって入金までしてもらったという内容なんですが、実際には在庫がないことを伝えると、私の携帯に直接お客さんから電話が来て、すごい罵声を浴びせかけられるという結果になってしまいました。

もちろん外注さんのミスに関しては、こちらの仕組みが悪い場合というのもあります。その場合は改善をするための失敗として基本的には責めたり、責任負ってもらうというようなことはしないのですが、このケースは例えて言うならば、存在しないコカコーラのバナナ味もありますので入金お願いします、といったようなそういう類の内容なのです。

その時はさすがに、勝手な判断はダメだと念を押して伝えましたが、わずがその3日後にまた勝手な判断でトラブル発生という事態になり、辞めてもらうことになりました。

その時に後から考えるとやはり、最初の直感を信じておくべきだったと後から後悔しました。

自分で仕事をする人を選べる環境にあるのですから、一緒に仕事をする人は選んだほうが良いとつくづく感じた事例です。